イギリス、洋上風力発電産業促進のための官民会合を開催

　イギリスのエネルギー・気候変動省は、2013年5月16日、洋上風力発電委員会の初会合を開催する。会合では、同省のビジネス・エネルギー担当マイケル・ファロン大臣とスコティッシュ・パワー社のアンダーソン最高執行役員が共同議長を務め、洋上風力発電産業戦略の策定・実施に向け、国内のサプライチェーンへの投資拡大や、洋上風力発電部門における競争優位性を確立・維持するためにどのように協力していくかを協議する。両共同議長は、官民が長期的な戦略的パートナーシップを構築し、緊密に連携することによって、エネルギーや環境面の利益だけではなく、雇用の拡大や経済成長など、社会的、経済的利益を見込まれるとして、この戦略をイギリスが洋上風力発電部門で世界をリードするチャンスと捉えている。イギリス政府は11の産業を選定し、それらが経済成長に果たす可能性を最大限実現するため、戦略的な長期パートナーシップを結ぶ予定である。洋上風力発電産業もその一つであり、既に戦略を策定したヘルス・ライフサイエンス、航空、原子力、石油・ガスの各産業のほか、情報経済、農業技術、教育、建設、専門サービス、自動車の各産業を対象に、政府は一丸となってその発展を支援していく予定。【イギリス　エネルギー・気候変動省】

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プレスリリース

https://www.gov.uk/government/news/wind-in-the-sails-of-the-offshore-wind-industry-council