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環境ニュース[海外]

EU 2011年のエネルギー消費統計を公表。EU加盟国27ヶ国のエネルギー依存度は54%

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.02.28 【情報源】EU/2013.02.13 発表

 欧州委員会統計局は、エネルギー消費に関する統計を公表した。EU加盟国27ヶ国における総国内エネルギー消費量は、原油換算で2008年は18億トン、2009年は17億トンであったのが、2010年に17.6億トンに上昇した後、2011年は再び17億トンに減少した。これにより、2011年のエネルギー消費量は2008年比で6%減少した。エネルギー消費量の高い国は、上からドイツ(原油換算で3.16億トン)、フランス(同2.6億トン)、イギリス(同1.99億トン)、イタリア(同1.73億トン)、スペイン(同1.29億トン)であり、これらの国々の消費量を合わせると、EU27ヶ国全体消費量の3分の2を占める。23ヶ国が、2008年比で2011年のエネルギー消費量は、23ヶ国で減少し、4ヶ国が増加した。最も減少した国は、上から、リトアニア(24.5%減)、アイルランド(12.3%減)、ギリシャ(12.3%減)、ルーマニア(10.2%減)、スペイン(9.4%減)、イギリス(9.4%減)であり、最も増加した国は、マルタ(16.9%増)とエストニア(4.8%増)となった。また、エネルギーの輸入に対するエネルギー依存率は、2011年はEU27ヶ国では54%となり、2008年以降安定している。エネルギー依存率が低い国は、エストニア(12%)、ルーマニア(21%)、チェコ(29%)、オランダ(30%)、ポーランド(34%)であり、デンマークはエネルギー純輸出国となり、エネルギー依存率は−9%となっている。エネルギー依存率が高いのは、上からマルタ(101%)、ルクセンブルク(97%)、キプロス(93%)、アイルランド(89%)である。【欧州委員会統計局】

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