一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリスエネルギー・気候変動省、2012年第3四半期のエネルギー統計を公表
【エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2013.01.08 【情報源】イギリス/2012.12.20 発表
イギリスのエネルギー・気候変動省(DECC)は2012年12月20日、エネルギーの燃料別生産・消費動向や対前年比を示す「エネルギー動向(Energy Trends)」及び大口需要者向け・国内の価格に関する「四半期別エネルギー価格(Quarterly Energy Prices)」を公表した。2012年第3四半期の主なポイントは以下のとおり。イギリス国内の燃料生産量は、保守点検や石油・ガスの生産量低下により前年比7.3%の減少。一次エネルギー総消費量は、気候による調整後も1.2%の増加。発電量の燃料別シェアは、ガス28.2%、石炭35.4%、原子力22.3%。再生可能エネルギーは水力発電が16%減少したものの、洋上風力発電の54%増、陸上風力発電の38%増を受けて2.6ポイント増の11.7%となった。全体で、低炭素発電は34.0%と記録的なシェアを占めた。電気・ガスの年間消費量に対する暫定料金はどちらも前年より増加した。「エネルギー動向」には、スコットランドやウェールズ等の最新の発電・供給状況等も記されている。【イギリス エネルギー・気候変動省】