一般財団法人環境イノベーション情報機構
韓国環境部、温室効果ガス削減に向けセメント業界と会合
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.11.11 【情報源】その他/2011.10.27 発表
韓国環境部(MOE)は、2011年10月27日、温室効果ガス削減とグリーン成長に関して話し合うためセメント会社の代表らとソウルで会合を行う。韓国温室効果ガスインベントリ研究センターによると、2007年の時点で、セメント業界のCO2排出量は4200万トン、工業部門では第3位となる。会合でMOEは、業種別の温室効果ガス削減目標、来年から導入される予定の温室効果ガス・エネルギー目標管理システムの準備態勢、排出権取引の内容とその必要性などについて説明するほか、グリーンカード配布にあたって業界の協力も要請する予定である。各業種からの意見を集約し、経済状況と環境に配慮した適切な温室効果ガス削減政策を実施するため、MOEは今年8月に行われた自動車業界との会合をはじめ、温室効果ガスを大量に排出する企業との話し合いを重ねている。同省は今後も環境配慮型マネジメントを推進して各業界を支援し、韓国持続可能発展企業協議会(KBCSD)との共同プロジェクトも拡大していくことにしている。【韓国環境部】