イギリス、2013年から2017年までの再生可能エネルギー支援制度を提案、意見公募を開始

【エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2011.11.08 【情報源】イギリス／2011.10.20 発表

　イギリス政府は、再生可能エネルギー電力の促進とエネルギーインフラへの投資の増加を実現するための提案を公表し、これに対する意見の公募を開始した。ここでは、再生可能エネルギー購入義務制度（RO）における大規模な再生可能エネルギー電力の発電に対する2013年から2017年までの新しい支援制度を提案している（洋上風力エネルギーについては2014年から2017年）。この提案内容を実行することにより、2017年までに、国内で70TW時から75TW時の再生可能エネルギー電力の生産が期待されている。イギリス政府は、2020年までに108TW時の再生可能エネルギー電力を生産することを目標にしており、この支援制度により目標値の70％を達成することになる。クレッグ副首相は、「再生可能エネルギーへの投資の強化により洋上風力エネルギー分野だけでも6万6000人の雇用の創出が可能。再生可能エネルギーの支援は、環境と経済の両方にとって正しいもの」とコメントした。【イギリス・エネルギー・気候変動省】