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環境ニュース[海外]

生物多様性関連5条約、共通のアプローチで合意

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2010.09.21 【情報源】その他/2010.09.07 発表

 生物多様性条約事務局、ラムサール条約事務局、ワシントン条約CITES)事務局、ボン条約(CMS)事務局のそれぞれの事務局長および世界遺産条約の代表者は、スイス、ジュネーブで会合し、生物多様性条約の2011〜2120年戦略計画を、今後10年間の行動の、共通の枠組みとするとの方針で一致した。この戦略計画は、2010年10月に名古屋で開催される生物多様性条約第10回締約国会議で採択されることになっている。
 また、国際自然保護連合(IUCN)との会合でも、戦略計画を共通の枠組みとして今後の作業を進めるべきこと、それを支える財源を特定する必要があることが合意された。さらに、生物多様性条約とIUCNと間で培った緊密な協力関係をさらに強化することで一致した。
 生物多様性条約ジョグラフ事務局長は、「今回の生物多様性ファミリーの会合により、歴史上でも重要なこの時期、共通の枠組みを持つことが必要との確信がさらに強まった。ナイロビ会合でみた戦略計画についての合意は、ここでさらに強固なものとなった。名古屋での成功の足がかりになる」と述べた。【生物多様性条約事務局(CBD)】

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