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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、ワシントンDCの河川流域で環境適合型のインフラ整備と雇用の促進プロジェクトを募集

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2010.09.07 【情報源】アメリカ/2010.08.25 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、オバマ大統領が掲げたチェサピーク湾水域の保護・回復計画を実行するイニシアティブ「グリーンストリート‐グリーンジョブ」に基づき、アナコスティア川水域の地方政府とNGOに対して資金援助を行うこととし、そのための助成金申請の受け付けを開始した。このイニシアティブは、都市部の市町村やコミュニティと協力して、環境適合型インフラの整備、再生可能エネルギーの活用、環境に役立つ事業での雇用の創出に取り組み、環境保護を地域経済の活性化につなげることを目的としている。アナコスティア川やチェサピーク湾では、地表の油や有害化学物質を含んだ雨水が道路などを通じて未処理のまま河川に流入するため、水質汚染が急速に悪化している。こうした汚染への対策を施したグリーンな道路の建設などに取り組むコミュニティに、技術と資金の両面から支援を提供する。EPAはこの助成助金制度に25万ドルを拠出するとし、各組織への助成金の提供はチェサピーク湾トラストメリーランド州環境局および自然資源局との連携を通じて行われる。2011年には対象地域をチェサピーク湾全水域に拡大する計画だという。【アメリカ環境保護庁(EPA)】

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