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環境ニュース[海外]

EU 生物多様性に関する世論調査の結果から

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2010.04.20 【情報源】EU/2010.04.09 発表

 欧州委員会は、最新のユーロバロメータ調査の結果を公表し、多くの欧州市民が生物多様性について十分な情報が与えられていないと感じていることが明らかになった。生物多様性という言葉を聞いたことがあるが、意味を知らないとした人は28%に上るが、言葉の意味まで知っていると答えた人は38%だった。
 大多数の人は、生物多様性の喪失を深刻な問題と捉えているものの、個人的には影響がないと考えており、深い関心を寄せている人は17%に過ぎなかった。 
 生物多様性に脅威を与えているものについて尋ねたところ、27%が集中的な汚染、26%が人為的な災害と答えた。生物多様性の喪失を食い止める活動を行っていない理由としては、何ができるのか分からないことが挙げられた。
 EUでは、2010年を生物多様性年と定め、意識向上のためのキャンペーンをウェブサイト、ビデオクリップ、PR活動、ストリートアート等各種メディアを介して行っている。ここでは、生物多様性の喪失が日常生活に及ぼす影響、生物多様性の喪失を食い止めるためにできることを紹介している。キャンペーンのスローガンは、「みんな地球の上の仲間(We are all in this together)」である。【欧州委員会環境総局】

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