ドイツ　世界観光機関　観光と生物多様性アドバイスセンターの支援を延長

　ドイツ連邦環境省は、1月29日、ボンに設置されている世界観光機関（UNWTO）の「観光と生物多様性アドバイスセンター」に対し、今後、更に2年間、支援を行うことを発表した。連邦環境省は、この支援に、60万ユーロを用意している。
　このセンターは、2006年以降、大津波の被害を受けたタイとインドネシアにおいて、持続可能な観光のためのインフラ整備を支援している。具体的には、観光管理計画の作成、観光商品の宣伝、保護地域でのハイキング、自転車ツアー、サンゴ礁パートナーシップといった取り組みを行っており、さらに、ホテル設備のエネルギー効率化プロジェクトも開始している。
　センターは、今後もボンに継続して設置され、UNWTO加盟国に情報を提供していくことになる。【ドイツ連邦環境省】