一般財団法人環境イノベーション情報機構
COP15 ドイツ・フランス環境大臣の評価
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.01.06 【情報源】ドイツ/2009.12.21 発表
第15回気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)の結果を受け、ドイツのレトゲン環境大臣は、次のようなコメントを発表した。「私たちは望んでいたものを達成することができなかった。しかし、合意文書においては、中国やアメリカにも、2℃上限目標を認識させることに成功した。ドイツは温暖化対策目標のために、2010年6月、ボンで開催される大臣会合において、このプロセスをさらに前進させるために努力する。コペンハーゲンは残念な結果ではあったが、私たちは、包括的な国際的な温暖化対策協定の目標をあきらめない」また、フランスのボルロー エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋大臣は、2009年12月23日の閣議でCOP15について報告。気温の上昇を2℃以内に抑制することが共通の目標となったこと、2010年〜2012年までに300億ドル、2020年までに年間1000億ドルを途上国の地球温暖化防止策や適応策に支出することなど、コペンハーゲン協定では重要な進展があったと評価した。一方で、こうした進展は、協定の不十分な点をカバーするものではなく、フランスは1月から、ボンでの会合やメキシコでのCOP16に向け、コペンハーゲンでの成果を確立することに打ち込んでいくとコメント。さらに、世界環境機関の設立を目指して提案を再開していくとした。【ドイツ連邦環境省】【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】
下記アドレス:ドイツ連邦環境省プレスリリース