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環境ニュース[海外]

ドイツ フォルクスワーゲン社とリヒトブリック社が高効率コジェネ設備共同建設プロジェクトを実施

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2009.09.18 【情報源】ドイツ/2009.09.09 発表

 自動車メーカー「フォルクスワーゲン社」と再生可能エネルギー電力会社「リヒトブリック社」が共同でコジェネレーション・プロジェクトを実施することを受け、ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、9月9日、これを歓迎するコメントを発表した。この2社は、今後10年間に高効率コジェネレーション設備を10万件建設することを目指している。ガブリエル大臣は、「柔軟性がなく、危険な原子力発電は過去のもの。未来は、再生可能エネルギーと柔軟性のあるコジェネレーション設備が支える。これにより、誰でも家庭で、簡単に、電気と熱を生産することができ、地球温暖化防止に役立ち、財布にも得だ」とコメントした。
 10万件分のコジェネレーション設備を合計すると、発電能力は2000MWとなり、大規模な原子力発電所2基分に相当する。設備をスマートグリッドでネットワーク化することにより、風力発電をも柔軟に制御することができるバーチャル発電所を作ることができる。
 フォルクスワーゲン社は、設備をザルツギッターにある自動車工場に導入する予定であり、プロジェクトを通じ、雇用を守り、さらに新しい雇用を生み出すとしている。【ドイツ連邦環境省】

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