一般財団法人環境イノベーション情報機構
フランス ブルターニュ地方の緑藻の毒性調査を開始
【大気環境 悪臭】 【掲載日】2009.08.26 【情報源】フランス/2009.08.14 発表
フランスのブルトン海岸の一部で発生している緑藻が、重大な悪臭問題を引き起こしている。コート・ダルモール沿岸で馬が死亡した事故の際、緑藻の分解時に発生する有害ガスの問題が提議された。
ジュアーノ閣外大臣(エコロジー担当)は、大気質に関する専門研究所、国立産業環境・リスク研究所(INERIS)に、ブルトン地方の沿岸に堆積する藻類に関し、大気のサンプリングを実施するよう要請した。同研究所では、藻類の堆積物中の硫化水素(H2S)濃度、その他の毒性物質の有無の調査を実施する。分析結果は8月下旬には発表される。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】