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環境ニュース[海外]

代替フロン問題についてオゾン層と地球温暖化の専門家が協働へ

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2009.07.23 【情報源】国連/2009.07.16 発表

 代替フロンとして利用されているハイドロフルオロカーボン(HFC類)の使用量が増えると、地球温暖化に深刻な影響が及ぶおそれが指摘される中、オゾン層と地球温暖化の専門家による会合が、スイスのジュネーブで開催された。この会合は、国連環境計画(UNEP)のオゾン事務局、気候変動枠組条約事務局などによるもの。
 参加者らは、HFC類の問題に上手く対処するために、オゾン層破壊物質に関するモントリオール議定書気候変動枠組条約の2つの条約が協力する方法について検討した。HFC類は、オゾン層破壊物質の代替物質として、多くの国々で冷蔵庫やエアコンなどに利用されているが、同時に、高い温室効果を有することから、京都議定書の規制対象となっている。
 UNEPのシュタイナー事務局長は、オゾン層保護の条約と気候変動対策の条約は、地球温暖化対策を進める上での同士であり、資源効率的で、低炭素型のグリーン経済を実現する上で、協力できるとしている。【UNEP】

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