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環境ニュース[海外]

EU オーストラリアの国際炭素吸収・貯留研究所設立構想に協力へ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.06.01 【情報源】EU/2009.05.20 発表

 EUのピエバルグス・エネルギー委員は、5月20日、オーストラリアのメルボルンにおいて、同国のファーガソン資源・エネルギー・観光大臣、ウォン気候変動・水資源大臣らと会談。12月にデンマーク・コペンハーゲンで開催される気候変動枠組条約締約国会議を前に、地球温暖化対策などについて意見を交わした。
 また、ピエバルグス委員とファガーソン大臣は、EUが「国際炭素回収・貯留研究所(CCS研究所)」の設立パートナーとなることを約束する覚書に調印。CCS研究所は、地球規模でCCS技術の導入を促進し、情報を共有することを目指して、オーストラリア政府が進めているイニシアティブ。2008年9月に、オーストラリアのラッド首相が発表し、同国への誘致を目指している。
 オーストラリアは、世界第4位の石炭生産国であり、1984年以降、世界最大の石炭輸出国となっている。【欧州委員会】

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