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環境ニュース[海外]

UNEP事務局長 イスラエルとパレスチナを訪問

地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2009.05.07 【情報源】国連/2009.04.21 発表

 国連環境計画(UNEP)のシュタイナー事務局長(国連事務次長兼務)は、3日間の日程で、イスラエルとパレスチナを公式訪問し、UNEPがガザ地区の環境影響評価を実施するため、5月上旬に8人の専門家を派遣する計画を公表した。
 シュタイナー事務局長は、ガザ地区の北部を訪問。最近の紛争の結果、地域コミュニティが瓦礫や下水の処理、廃棄物処理といった問題に直面している状況を目の当たりにした。
 同事務局長は、テルアビブ大学でUNEPグリーン経済イニシアチブや世界規模でのグリーン・ニューディールについて講義を行った。
 また、イスラエルのエルダン環境大臣と会談し、グリーン経済や地球温暖化に関する今後の協力の機会、地域的な環境協力について話し合った。パレスチナ自治政府のファイヤド首相や閣僚とも会談し、環境影響評価やUNEPの支援の優先分野に関する提案などについて意見交換した。
 シュタイナー事務局長は、「環境」がイスラエルとパレスチナを結ぶ橋となり、協力関係を育むきっかけになれば と期待している。【UNEP】

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