インド　国際再生可能エネルギー機関設立協定に署名

　3月17日、ドイツのベルリンにて、インド政府は、国際再生可能エネルギー機関（IRENA)設立協定書に署名を行った。インドの加盟により、設立協定書への署名国は、77カ国となった。
　さらに、インド政府は、今年後半にIRENAの予算として、11万米ドル以上の資金を提供することを表明した。
　ドイツ連邦環境省のガブリエル大臣は、これを歓迎し、「インドの署名により、再生可能エネルギーは、さらなる推進力を得ることとなる。また、インド自身も、再生可能エネルギーにより、地球温暖化防止、エネルギー供給の安定性の確保、経済発展、雇用の創出のチャンスを得るであろう。経済発展を続ける中進国として、インドは、他国のモデルとなる」とコメントしている。
　IRENAは、2009年6月に事務局長と事務局の設置場所が決定される予定である。【ドイツ連邦環境省】