一般財団法人環境イノベーション情報機構
アメリカ 2007年の温室効果ガス量は1990年比17.1%増
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2009.03.13 【情報源】アメリカ/2009.03.04 発表
EPAは、アメリカの温室効果ガス排出量と吸収量をまとめた年次報告書の草案を公表した。報告書によると、2007年の温室効果ガス排出量は2006年から1.4%増加し、CO2換算で約71億2500万トンとなった。1990年レベルからは、17.1%の増加。2007年に排出量が増加したのは、燃料や電気の消費に伴うCO2排出量が増加したことが主な原因だという。
この年次報告書は、EPAが他の連邦機関の専門家と協力して準備したもので、連邦官報に公示後、30日間にわたってパブリックコメントを募集する。パブリックコメントに対応後、最終的な温室効果ガス排出・吸収目録(インベントリ)が気候変動枠組条約事務局に提出される。【EPA】