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環境ニュース[海外]

イギリス 大手スーパーが一層のレジ袋削減に同意

ごみ・リサイクル リサイクル】 【掲載日】2009.01.05 【情報源】イギリス/2008.12.18 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省とイギリス小売協会(BRC)は12月18日、2009年春までにレジ袋の消費数を2006年比で5割減とすることで合意した。長期的に7割減を目指すという目標に向けて、一歩、踏み出すことになる。
 アスダ、テスコなど7つの大手スーパー・チェーンが参加し、紙袋やビニール製のレジ袋を約6億5000万枚(オリンピックプール60個分)節約するという。進捗状況は、廃棄物・資源行動プログラム(WRAP)がモニタリングし、2010年夏頃に、参加事業者、政府、WRAPが共同でレビューを実施する予定。
 今回の合意事項はイングランド、ウェールズと北アイルランドで適用されるが、スコットランドでも小売業者との間で同様の合意がなされている。
 同省のケネディ大臣は「スーパーマーケットの大胆な約束」を称え、レジ袋の使用量を削減しているスーパーの独創的手法に他の商店も学ぶべきだとコメントした。
 また、BRCのロバートソン会長も、スーパーが既に他の環境イニシアティブを通じ、レジ袋による環境影響の25%削減という目標に到達しつつある点を指摘、政府との新たなパートナーシップに期待を示した。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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