一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA エネルギースターラベルの認知度が70%以上に
【エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2008.04.23 【情報源】アメリカ/2008.04.10 発表
アメリカでエネルギー・スター・ラベルの認知度が5年前と比べて約20%高まり、70%以上に達したことが明らかになった。地方の公営企業などがエネルギー・スターを活用して消費者のエネルギー効率化を奨励している場合、認知度はさらに上がり、平均で80%近くに達するという。これは4月10日に公表された報告書「2007年 エネルギー・スターに関する国民の意識」によるもの。報告書はNPOのエネルギー効率化コンソーシアムに委託して策定された。報告書では、この他、70%以上の世帯がエネルギー・スター・ラベルによってよい影響を受けていると回答したこと(2003年の50%から増加)、このうち80%の世帯はエネルギー・スターを友人に薦めたいとしていることなどが明らかになった。
エネルギー・スターはEPAによって1992年に導入された制度で、エネルギー効率化を通して温室効果ガスの削減を図る、市場ベースの自主的な制度である。現在、エネルギー・スター・ラベルの対象となっている製品カテゴリーは50以上に上る。【EPA】