ブッシュ大統領　長期的な地球規模の排出削減目標に2008年夏までに合意するよう提案　短期の排出削減目標は各国に委ねる方針？

　アメリカ主催の「エネルギー安全保障と気候変動に関する主要経済国会合」が、9月27日・28日、ワシントンDCで開催された。
　この会合はブッシュ大統領の呼びかけで開かれたもので、G8諸国、インド、中国など世界の主要排出国16カ国が参加した。
　ブッシュ大統領は、2009年までに気候変動枠組み条約に基づく合意に漕ぎ着けるため、2008年夏に会議を開催し、長期的な地球規模の削減目標および進捗状況を測る強力で透明なシステムについて主要排出国が合意するよう提案。また、この目標を達成するため、各国がそれぞれ戦略を立てて対応するよう呼びかけた。【ホワイトハウス】