一般財団法人環境イノベーション情報機構
イギリス 2007年版環境に関する国民意識調査の結果発表
【環境行政 行政資料】 【掲載日】2007.08.22 【情報源】イギリス/2007.08.14 発表
イギリスで、2007年の「環境に関する国民の態度・行動調査」の結果が発表された。調査は2007年春に、イングランドで約3600人を対象に実施されたもの。この調査結果により、交通やリサイクルなど、環境に関するイングランド市民の考えや態度などが明らかになった。主な結果は以下のとおり。
●政府が構ずべき政策の優先順位として、犯罪、健康、教育に続いて、環境は4位。
●4分の1の人が「環境にやさしいことをするのには大変な努力が必要」とか「自分の行動や日常生活が気候変動に寄与しているとは思えない」と考えている。一方で、これに反対する考えは半数。
●4分の3の人が、リサイクルを増やし、車や飛行機での移動を減らせばイギリスは気候変動への悪影響を減らせると考えている。
リサイクルを増やす意志がある人は多いと思う人は60%いるが、車や飛行機の利用を控えたい人は多いと思う人は5分の1以下だった。
●夜間にTVをスタンバイ状態にしない、携帯電話の充電器をつけっぱなしにしない、使わない部屋の電気をつけっぱなしにしないと答えた人は半分以上だった。
●紙、ガラス、プラスチックをリサイクルする人の割合は2001年に比べるとほぼ2倍に増えている。2007年は4分の3の人がこれらをリサイクルしていると述べた。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】