オランダ　容器包装廃棄物に関する世論調査　96％が現行デポジット制度は機能していると評価

【ごみ･リサイクル リサイクル】 【掲載日】2007.07.26 【情報源】オランダ／2007.07.16 発表

　オランダ住宅・国土計画・環境省がドイツ世論調査・市場リサーチ研究所（TNS-NIPO)に委託して実施した調査によると、大多数の市民（96％）は、現行デポジット制度が非常に上手く、または上手く機能していると考えていることが明らかになった。小型のソフトドリンク容器についてもデポジットが望ましいとする意見は71％に上った。
　容器包装の削減について、政府の対策への期待が非常に高いことも明らかになった。87％の人は、容器包装の量を削減する対策を行政当局が講じることが非常に大事だと答えた。政府が生産者に包装を削減するよう奨励すべきだと考えている人は56％、企業に包装を削減するよう強制すべきだと考える人は45％に上った。
　また、より多くの包装資材について、紙やガラスと同様に分別回収すべきだと考える人は42%で、プラスチック・ボトルの分別を厭わない　とする人は91％に上った。【オランダ住宅・国土計画・環境省】