一般財団法人環境イノベーション情報機構
EPA 機関車、船舶、オフロード車両のディーゼル燃料基準を強化
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2007.06.14 【情報源】アメリカ/2007.05.30 発表
アメリカで6月1日から、機関車、船舶、オフロード車両(建設・農業分野などで使われる産業用車両)のディーゼル燃料基準が強化された。これらのディーゼル燃料に含まれる硫黄分は、2004年大気浄化規則に基づき、現在の3000ppmから、500ppmに削減される。
また、2010年には、ほとんどのオフロード車両用ディーゼル燃料について、硫黄分は15ppm以下に規制される。これにより、エンジン製造事業者は、有害な汚染物質を大幅に減らすことのできる排出制御システムを導入できるようになる。
なお、機関車と船舶については、2012年から同レベルの規制が実施される。【EPA】