日産中国がグリーンディーゼルエンジン計画に参加

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2007.05.25 【情報源】中国／2006.08.31 発表

　日産(中国)投資有限公司はこのほど、「グリーンディーゼルエンジン普及計画」に加盟し、同組織の一員となった。
　同公司北京研究開発部総監である中川俊彦氏は、「NISSANは、ディーゼルエンジンの乗用車・商用車への利用と発展状況に注目しており、クリーンディーゼルエンジン技術が中国に普及することを期待している。先進的ディーゼル技術が、中国の省エネと排気ガス対策での持続的発展目標実現の要であると認識している」と語る。
　同計画は自動車産業初の非営利業界組織であり、中国におけるクリーンディーゼル技術の宣伝・普及に力を注ぐ。同公司は、同計画への12番目の加盟者であると同時に、初の日系自動車生産企業である。同組織には他に、リスト、ボッシュ、Cummins、ダイムラー・クライスラー、東風Cummins、デンソー、ハネウェル、MAN商用車両、PSAプジョー・シトロエン、スカニア、ヴァレオが加盟している。【中国環境報】