EPA　2008年度予算案を公表

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2007.02.20 【情報源】アメリカ／2007.02.05 発表

　EPAのジョンソン長官は、2月5日、EPAの2008年度予算案を公表した。EPAの予算総額は72億ドル、このうち執行のための予算は過去最高の5億4950万ドルとなった（2007年度から910万ドルの増加）。
　また、ジョンソン長官は、今回の予算で、市民とのパートナーシップを活用し、「グリーンな文化」を構築していくという方針を強調。市民とのパートナーシップづくりのために3億ドルを充てることを発表した。
　予算の主なポイントは以下のとおり。
●水環境：五大湖のPCB汚染対策や水浴場モニタリングの継続（5680万ドル）、メキシコ湾岸地域における保護・回復の枠組みづくりの支援（450万ドル）等
●大気環境：EPAの気候変動プログラム（1億1790万ドル）、エネルギースター・プログラム（4400万ドル）、温室効果ガス削減のためのアジア太平洋パートナーシップ（500万ドル）。全国クリーンディーゼルキャンペーン補助（3500万ドル）。
●研究：大気浄化関連の研究（1億2380万ドル）、ナノテクノロジー関連の研究（1020万ドル）。
●土壌汚染対策：スーパーファンド・プログラム（12億4500万ドル）、ブラウンフィールド・プログラム（1億6220万ドル）
【ＥＰＡ】