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環境ニュース[海外]

ドイツ 「真冬に春が到来?」 政務次官が異常な暖冬についてコメント

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2007.01.24 【情報源】ドイツ/2007.01.11 発表

 ドイツ連邦環境省のミュラー政務次官は、1月11日、今冬のドイツの異常気象についてコメントを発表した。
 「今冬、中央ヨーロッパには穏やかな春の気候がもたらされている。2007年1月10日の夜は、1月上旬の気温としては異常な15度以上に達し、観測史上、最も暖かい夜となった。ベルリンでは桜が咲き、雪山は褐色の大地をむき出しにしている。
 今後、人々は、4つの季節の代わりに、『冬、春、猛暑の夏』の3つの季節を頻繁に経験することになるであろう。
 地球の平均気温が、今後、10年ごとに0,2度ずつ上昇するという科学的予測が最近発表された。山岳地域や海洋地域などでは、気温の上昇幅がより大きくなることも予測されている。
 我々が迅速に方向転換しなければ、つまり、化石燃料をさらに燃やし、温室効果ガスを大気圏に放出し続けるのであれば、21世紀の後半に起こる大災害を防ぐことは不可能であろう。しかし、我々は、このプロセスを食い止める手段を持っている。残り僅かな時間で、非常に多くのことを成し遂げなければならない。」【ドイツ連邦環境省】

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