一般財団法人環境イノベーション情報機構
2006年のUNEP笹川賞受賞者決定 今年のテーマは砂漠と砂漠化
【地球環境 砂漠化】 【掲載日】2006.10.06 【情報源】国連/2006.09.28 発表
2006年のUNEP笹川賞の受賞者2名が決定した。今年度のテーマは「砂漠と砂漠化」。受賞者は、コロンビアのロドリゴ・ビバ・ロサス氏とモーリタニアのテナディ協同組合である。ロドリゴ・ビバ・ロサス氏は、16団体からなる「持続可能な農業連合(CIPASLA)」、食糧安全保障や持続可能な発展に関する地域団体「REDLAYC」のリーダーで、南米地域の環境団体連合「ECOFONDO」のカウンセラーを務めている。
テナディ協同組合は、サヘル地域で、1973年以降続いている干ばつに対処するため、遊牧民が集まって作った組織であり、砂漠化に対処するため、井戸周辺での植林、ナツメヤシのオアシスづくりなどに取り組んでいる。
授賞式は10月30日にニューヨークのアメリカ自然史博物館で行われる。【UNEP】