欧州モビリティ・ウィーク　2006年のテーマは気候変動

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2006.09.21 【情報源】EU／2006.09.15 発表

　今年で5回目となる欧州モビリティ・ウィークが、9月16日から22日まで開催される。2006年のテーマは「気候変動」で、市民の行動を奨励することを目指す。
　今回は、欧州内外（ブラジル、カナダ、日本を含む）の1050もの都市から、1億6500万人が参加し、持続可能な都市交通の実現を目指す。
　EUの温室効果ガス排出量の10％は自動車に起因するものである。また、大気汚染物質は、人間の健康及び環境に悪影響を及ぼすおそれがある。
　欧州モビリティ・ウィークでは、より環境にやさしい代替的な手段を奨励することにしている。今回の欧州モビリティ・ウィークのスローガンも「歩く。自転車に乗る。バスで行く。カーシェアリングをする。そして変わる」となっている。
　また、同ウィークに参加する都市が、自転車専用道路や公共交通サービスのような恒久的な措置を導入し、持続可能な交通に向けた転換を図るよう促すこととしている。【欧州委員会環境総局】