一般財団法人環境イノベーション情報機構
POPsに関するストックホルム条約 第2回締約国会議開催
【健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2006.05.08 【情報源】国連/2006.04.27 発表
残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約(POPs条約)第2回締約国会議が、5月1日より5日まで、ジュネーブで開催される。締約国会議には約130カ国の政府代表、また、50以上の企業、NGOが参加する予定。今回の会議では、条約で指定された12の残留性有機汚染物質削減に向けた、各国レベルでの実践手段について議論される。締約国は条約を批准してから2年以内に国内実施計画を提出する必要があるが、最初の国内実施計画は、既に様々な国から提出されている。
また、マラリア対策用のDDTの使用量等に関する報告システム、環境中のPOPsレベルを追跡するための地球規模の監視ネットワークの強化、さらに、技術支援、資金源、資金メカニズムのレビュー、ダイオキシン類とフラン類放出の最小化、不遵守・法的責任と是正措置などについても話し合われる。【UNEP】