一般財団法人環境イノベーション情報機構
21世紀新農政の方針決定 食料・農業・農村政策推進本部
【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2005.04.05 【情報源】農林水産省/2005.03.22 発表
食料・農業・農村基本法に基づき食料・農業・農村基本計画が策定されてから5年が経過し、計画の改定の時期を迎えている機会を捉え、政府の食料・農業・農村政策推進本部は平成17年3月22日の会議で、同本部の21世紀の農政についての方針「21世紀新農政の推進について〜攻めの農政への転換〜」を決定した。内容には(1)消費者重視の食料供給・消費システムの確立、(2)食育の推進、(3)技術開発、(4)地球温暖化防止に向けたバイオマスの利活用、(5)高品質で安全・安心な国内農林水産物・食品の輸出促進、(6)豊かな自然環境や農村の生活様式など農業・農村に関する新たな価値の社会的共有、(7)やる気と能力のある経営者が中心となった農業構造の確立、(8)新農政推進状況の検証−−が盛り込まれており、このうち(4)については、(一)化石資源由来のエネルギーや製品から生物資源由来のエネルギーや製品への代替促進、(二)廃棄物系資源に加え、未利用資源や資源作物の利活用推進とバイオマス・ニッポン総合戦略の見直し−−に取り組むとしている。【農林水産省】