農水省、政策評価基本計画変更内容・１７年度政策評価実施計画を決定

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2005.04.05 【情報源】農林水産省／2005.04.01 発表

　農林水産省は平成１７年４月１日、「農林水産省政策評価基本計画」の変更内容と「１７年度農林水産省政策評価実施計画」の内容を決定し、公表した。
　政策評価は国民の立場に立った質の高い政策実施を進めるために、客観的に政策の効果を評価する制度として平成１３年度から中央官庁に導入されたもの。１４年４月からは「行政機関が行う政策の評価に関する法律（行政評価法）」の枠組みに基づいて政策評価が行われている。
　このうち「農林水産省政策評価基本計画」変更内容は、（１）消費・安全局の評価担当課を総務課から消費・安全政策課に変更すること、（２）目標に対し１５０％以上の成果を達成した政策分野については、もともと「達成度合によるランク分けを行わない」としていたが過剰な達成による負の影響が認められた場合は例外とすること−−が盛り込まれた。
　また「１７年度農林水産省政策評価実施計画」は森林整備目標の進捗状況検証など、農林水産省の自主的な事後評価として１７年度に実施するものの範囲、政策評価法により評価を義務づけられている「政策決定後１０年経過時点で未了の政策」に該当する内容−−などを規定した。【農林水産省】