３Ｒ関連、温暖化対策技術も対象に 重要技術の普及策を示す「技術戦略マップ」を策定

【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2005.03.31 【情報源】経済産業省／2005.03.30 発表

　経済産業省は、総勢約３００人にのぼる産学官の協力者の参加により、情報通信、ライフサイエンス、環境・エネルギー、製造産業に関わる２０分野の技術について、日本初の「技術戦略マップ」を策定した。
　このマップは、産学官の研究開発の戦略、内容を検討の基礎資料とするために、重要技術を絞り込み、その技術に必要となる要素技術、技術的課題、普及のための関連施策を一覧的に示したもの。
　環境・エネルギーについては、「エネルギー技術」、「温暖化対策技術」、「環境技術」の技術分野体系を整理。経済産業省が研究開発投資を実施している、３Ｒ、化学物質総合管理、ＣＯ２固定化・有効利用、脱フロン、エネルギー関連技術についての技術戦略マップを作成した。
　なお経済産業省ではこのマップを同省の研究開発マネジメント、政府の関わる研究開発の資源配分に利用するとともに、産学官の関係者に広く提供し、効率的・効果的な研究開発促進に役立ててもらうことを期待している。
　マップは経済産業省ホームページ内に掲載。また今後常時、メール（アドレス：str@meti.go.jp）による意見募集を行い、継続的改善のための検討材料する方針。【経済産業省】