一般財団法人環境イノベーション情報機構
バイオマスタウン構想公表第2弾 今回は8市町村
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2005.03.30 【情報源】農林水産省/2005.03.30 発表
農林水産省は平成16年8月27日から募集を開始している「バイオマスタウン構想」に構想書を提出した8市町村の取組み内容を17年3月30日付けで公表した。「バイオマスタウン」とは、地域内の幅広い関係者が連携しながら、バイオマスの発生から利用までが効率的なプロセスで結ばれた総合的利活用システムが構築されているか、今後構築が見込まれる地域のこと。
応募された構想書は「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合にのみ、内容を公表することになっている。
今回の公表は17年2月分に続き2回目にあたり、対象市町村は秋田県小坂町、山形県新庄市、山形県立川町、神奈川県三浦市、新潟県中条町(なかじょうまち)、福井県三方町(みかたちょう)、長崎県西海町(さいかいちょう)、沖縄県伊江村(いえそん)。
このうち山形県立川町では、自然エネルギーの導入を盛り込んだ『エコグリーンタウン立川構想』にもとづき、間伐材や製材残材を利用したガス化コージェネレーションやペレットボイラーの導入に取組むほか、農業集落排水汚泥の炭化、廃食用油のバイオディーゼル燃料化とその農機での利用などに取り組む。【農林水産省】