一般財団法人環境イノベーション情報機構
16年10月〜12月の再処理施設環境放射線管理状況を原安委に報告
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2005.03.28 【情報源】原子力安全・保安院/2005.03.28 発表
原子力安全・保安院は再処理施設の平成16年10月から12月までの環境放射線管理状況をまとめ、17年3月28日開催の第18回原子力安全委員会に報告した。この報告は核燃料サイクル開発機構東海事業所再処理施設と日本原燃再処理事業所再処理施設の海洋放出口周辺の海水、海底土、海産生物、漁具など保安規定で定められたものについて、放射性物質の種類別濃度や表面の放射性物質密度の測定結果を示したもの。
今回報告されたデータでは、核燃料サイクル開発機構東海事業所再処理施設では、海産生物と精米、日本原燃再処理事業所再処理施設では、陸上植物・陸上植物について過去10年の変動幅をはずれたものがあったが、いずれもこれまでの記録より低くなっていたため、問題はなかったとされている。【原子力安全・保安院】