環境調和型農業生産活動のための規範案への意見募集開始

【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2005.03.10 【情報源】農林水産省／2005.03.10 発表

　環境と調和のとれた農業生産活動のために農業者が最低限取り組むべき規範の案が平成１７年３月９日策定され、１７年３月１６日まで意見募集が行われることになった、
　この規範案は作物生産や家畜飼養が環境に及ぼす悪影響を防止するための具体的な取組みを示しており、作物生産に関する取組みとしては、「たい肥などでの土づくりの励行」、「適切で効果的な施肥」、「効果的で適正な防除」、「廃棄物の適正処理・利用」、「エネルギー節減」、「作物生産の環境影響に関する新知見の収集」、「肥料・農薬使用記録の保存」−−の７点、家畜飼養に関する取組みとしては「家畜排せつ物法の遵守」、「悪臭・害虫対策の励行」、「家畜排せつ物の利活用推進」、「環境関連法令への対応」、「エネルギー節減」、「家畜飼養の環境影響に関する新知見の収集」−−の６点が盛り込まれている。
　またこれらの取組みの実行状況を農業者自らが点検し、改善に努めることを基本に掲げていることから、より具体的な行動内容をチェック項目として示した点検シートのイメージを作成。規範案の参考資料として公表している。
　意見は郵送、ＦＡＸ、電子メールで受付けている。【農林水産省】