校舎エコ改修・地域環境教育を一緒に進めるモデル事業　６都市で説明会開催へ　

【環境一般 市民活動】 【掲載日】2005.02.22 【情報源】環境省／2005.02.22 発表

　学校校舎の環境配慮型改修をきっかけに地域と学校が環境教育に取組むモデル事業を１７年度から進めていきたい環境省は、１７年３月中に札幌、仙台、名古屋、福岡、大阪、広島の６都市で、この事業の説明会を開催することにした。
　この事業は１５年にＮＧＯ／ＮＰＯ・企業から寄せられた環境政策提言のアイディアを元に、（１）地球温暖化を防ぐ学校校舎の改修、（２）環境配慮型建築技術の地域への普及、（３）改修を素材にした環境教育の実施−−を学校と地域が協力しながら一緒に進めることを想定したもの。
　環境省としては、石油石炭特別会計により獲得した新予算と一般会計予算を使って、１７年度から３年をかけ全国約１０か所でこの事業を展開施していきたい考えで、モデル事業に選定されたケースに対しては、改修のための補助金（年間１か所あたり１億円）と建築技術の普及・環境教育のための補助金を交付する見込み。
　なお説明会では事業の概念、目的、内容、１６年度に実施した事業の実現可能性調査の結果、事業の進め方などを紹介する予定。参加希望者は、それぞれの会場の申込み期限までに、電子メール、ＦＡＸ、郵送のいずれかで申し込む必要があるが、６都市のうち大阪と広島については、１７年２月２２日現在、まだ具体的な開催日時が決定していない。【環境省】