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環境ニュース[国内]

小泉首相、ラジオからCO2削減への協力呼びかけ

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2005.02.21 【情報源】首相官邸/2005.02.21 発表

 全国38局のラジオ局を通じて放送される政府広報番組「小泉総理ラジオで語る」で2005年2月19日に京都議定書の発効が取り上げられた。
 この番組で小泉首相は「温室効果ガス排出量を1990年のレベルから、6%削減するのが日本の議定書上の目標だが、現在、減るどころか8%が増えてしまっているため、合計で約14%削減しなければならない」と議定書達成に向けて厳しい現状を説明。
 「政府所有自動車を3年間ですべて低公害車に切り替えたり、首相官邸に燃料電池発電システム、太陽光発電風力発電なども導入している」と政府の対策の一端を紹介しつつ、「暖房、冷房温度を1度ゆるめれば、1年間に発生する二酸化炭素の量を数万トン減らすことができ、買い物袋持参などの小さな行動の積み重ねでも、年間100万トン近いCO2が削減できる」と国民にもCO2削減への協力を呼びかけた。
 また議定書発効記念行事に出席するために来日したノーベル平和賞受賞者マータイさんが小泉首相との会談で「日本の環境保護が進んでいるのは『もったいない』という気持ちが日本人にあるからだ」と語ったことを紹介。04年のG8サミットで首相自ら提案した「3R」とともに、これからは「日本語の『もったいない』を世界に広げていきたい」と発言した。【首相官邸】

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