一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

IUCN、知床海洋保護強化に関する日本政府の対応方針を書簡で照会

環境一般 その他(環境一般)】 【掲載日】2005.02.15 【情報源】環境省/2005.02.15 発表

 世界遺産委員会の諮問機関である国際自然保護連合(IUCN)は、日本が世界自然遺産に推薦している知床について、新たに政府の見解を求める書簡を環境省に送付した。
 この書簡はIUCN地球プログラム長のウィリアム・J・ジャクソン氏が送付したもの。
 2004年12月に開催された世界自然遺産新規推薦物件の評価委員会で、「海洋生物などの保護が十分なのか疑問であり、推薦地域内外の海域環境保護強化が必要」との意見が出たことを日本政府に通知するとともに、この意見を踏まえ、(1)海域管理計画での海洋性種保護規定強化、(2)推薦地海域の拡張−−の2点について対応可能か政府に見解を求めている。
 日本政府としては関係者や専門家の意見を聞いた上で、回答期限とされた3月末日までに、対応方針をまとめる予定。
 なおIUCNは、この日本の回答を踏まえ、05年5月1日までにユネスコ世界遺産センターに新規推薦物件の評価報告書提出することになっている。7月に南アフリカのダーバンで開催される第29回世界遺産委員会では、この報告書を基に登録の可否が検討されることになる。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク