中環審が第２次環境基本計画見直しを検討開始へ

　環境省は平成１７年２月１０日、第２次環境基本計画の見直しを中央環境審議会に諮問すると発表した。
　環境基本計画は環境基本法に基づいた、環境保全に関する総合的・長期的な施策の大綱を定める計画。
　計画は策定後５年をめどに見直すことになっており、現在の第２次環境基本計画も平成６年に策定された第１次環境基本計画を見直し、１２年１２月に閣議決定されたもの。
　今回の見直しにあたっては、中環審が毎年行っている計画の進捗状況点検の中で指摘された「定量的な目標・指標が少なく、施策達成状況の評価把握ができない」などの課題も検討する。
　見直しは１７年２月１４日開催の中央環境審議会総合政策部会に議案として提出され、検討が開始される予定。【環境省】