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環境ニュース[国内]

祓川水系伊良原ダム建設事業環境アセス書に対し環境大臣意見を送付

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2005.02.04 【情報源】環境省/2005.02.04 発表

 環境省は、祓川水系伊良原ダム建設事業の環境影響評価書についての環境大臣意見を平成17年2月4日付けで国土交通大臣に送付した。
 祓川水系伊良原ダムは福岡県が事業主体となり、福岡県京犀川町に貯水面積122ヘクタールの規模で建設が予定されているダム
 洪水調整や沿線の既得用水安定化、周辺1市4町への水道用水供給が設置の目的。
 今回の環境大臣意見は、ダム建設により希少なコキクガシラコウモリ生息地の改変、河川流況平準化、流出土砂減少などが予測されることから、(1)コキクガシラコウモリの生態を踏まえた保全措置と事後調査の実施、(2)カエル類保全のために整備する湿地の適切な管理、(3)河川流況平準化や流出土砂減少によるダム下流河川生態系への影響低減措置の検討−−の3点が指摘された。
 なお、事業者である福岡県に対しては、国土交通大臣から、この環境大臣意見を考慮した意見が述べられることになる。【環境省】

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