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環境ニュース[国内]

17年花粉飛散量予測値 16年比17倍に上方修正

健康・化学物質 アレルギー】 【掲載日】2005.01.20 【情報源】環境省/2005.01.20 発表

 環境省が平成12年から提供している「花粉症保健指導マニュアル」のホームページ公開版データについて、17年花粉総飛散量予測などに基づいた改訂(確定版)が平成17年1月20日までに完成した。
 このマニュアルは花粉症についての最新の科学的知見や情報を紹介したもの。
 今回の改訂では(1)花粉飛散量予測について、NPO花粉情報協会が調査した17年度予測を含む情報を加え、(2)関係省庁での調査研究実施状況などの情報を16年度版に更新する。
 なお17年の花粉総飛散量は、全国的に観測史上1、2位を争うほど多いと予想されており、速報版の予想であった16年比15倍が16年比17倍に修正されている。
 花粉症はディーゼル排気ガスなどの大気汚染物質の影響によって、一層症状が悪化するといわれており、日本では昭和40年代後半から急に発症の報告が増えた病気。現在、国民のおよそ10数パーセントが花粉症を患者であると推定した研究もある。【環境省】

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