有機農産物のＪＡＳ改正案への意見募集開始

　農林水産省は平成１７年１月７日、有機農産物の日本農林規格（ＪＡＳ）改正案をまとめ、この案について１７年２月６日まで意見募集を行うことにした。
　今回の改正は（１）第４条「生産の方法についての基準」の解釈をより具体的に規定するとともに、（２）転換期間中有機農産物（注１）への名称表示義務付け、（３）別表に掲げられている資材のコーデックスガイドライン（注１）との整合化－－などが主な内容。
　意見は郵送、ＦＡＸ、ＷＥＢサイト上で受付けている。

（注１）農薬、化学肥料の使用を中止し堆肥による土づくりを実施してから６か月以上３年未満の農産物。
（注２）国際食糧農業機関（ＦＡＯ）／世界保健機関（ＷＨＯ）合同食品規格委員会が１９９９年に作成した有機農産物の生産にかかわる国際基準。【農林水産省】