一般財団法人環境イノベーション情報機構
17年「初日の出暴走」での街頭検査 降雪の影響で改善命令台数激減
【大気環境 交通問題】 【掲載日】2005.01.05 【情報源】国土交通省/2005.01.04 発表
国土交通省、警察庁、自動車検査独立行政法人は平成16年12月31日から17年1月1日にかけて、「初日の出暴走」に参加する不正改造車に対する特別街頭検査を実施した。「初日の出暴走」は、年末年始に河口湖付近の高速道路や一般道路で暴走族が集団暴走を繰り返す行為のこと。暴走族の車両の大半は不正改造を施している上に、例年騒音も規制値を大幅に超えるものとなっている。
今回の特別街頭検査には運輸局の自動車検査官、自動車検査独立行政法人の自動車検査官計53名が出動したが、当日は降雪による高速道路の通行止めがあり、一部街頭検査を中止した場所もあった。
最終的には17台の四輪車を検査し、うち不正改造車13台に対し整備命令書を交付、改善措置を命じたが、16年正月に整備命令書を交付した改造車が72台あったことと比べると激減状態。降雪による高速道路の通行止めが影響した形となった。【国土交通省】