四国電力伊方１号機、原子炉補助建家の排気筒に１２か所のひびみつかる

　平成１６年１２月２３日、定期検査中の四国電力（株）伊方発電所１号機で、原子炉補助建家の排気ダクト（風導管）点検口設置工事に伴い、点検口周辺を点検したところ、排気筒水平部に、貫通しているひび割れが発見された。
　このため四電側が周辺の詳細点検を実施した結果、最終的に排気筒内面に１２か所のひび割れがみつかり、うち４か所が貫通していることが確認された。
　なおこの排気筒は放射線管理区域内にあるため、貫通しているひびから排気が管理区域外へ放出されることはなく、外部への放射性物質の影響はないという。【原子力安全・保安院】