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環境ニュース[国内]

下水道技術開発プロジェクト 合流式下水道改善技術11件が実用化技術として承認

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2004.12.24 【情報源】国土交通省/2004.12.24 発表

 国土交通省は平成16年12月24日、同省が産官学と連携しながら進めている下水道技術開発プロジェクト「SPRIT21」で、(1)その1番目の取り組みである「合流式下水道の改善に関する研究開発」について、新たに11の技術が所定の性能を達成した実用化技術として承認されたこと、(2)17年度から研究開発が始まる2番目の取り組み「下水汚泥資源化・先端技術誘導プロジェクト LOTUSプロジェクト」の参加開発技術が決定したこと−−を公表した。
 SPRIT21の「合流式下水道の改善に関わる技術開発」では14年5月に参加研究者を公募し、「きょう雑物除去」「高速ろ過」「凝集分離」「計測・制御、消毒」の4分野計24技術を選定し16年度中の開発を完了することを目標に研究を進めてきた。
 今回実用化技術として承認されたのは、(株)石垣ほかの雨天時未処理放流水の超高速繊維ろ過技実用化技術、(株)クボタの二酸化塩素を使った高効率消毒技術−−など。既に12技術が実用化技術に承認されていることから、今回の承認で24技術中23技術が実用化されたことになる。
 一方、低コストな下水汚泥資源化技術開発をめざす「LOTUSプロジェクト」では、(一)下水汚泥の処分コストより安い汚泥リサイクル技術、(二)買電価格と同等かそれより安い下水汚泥によるバイオマス発電技術−−を公募していたが、選考の結果、(一)に関する5技術、(二)に関する5技術、及び(一)と(二)の一括開発技術1技術が決定した。
 「LOTUSプロジェクト」については17年度からの最大4年間で技術開発が実施される予定。【国土交通省】

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