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環境ニュース[国内]

15年度の騒音苦情件数、14年度比3.0%増

大気環境 騒音/振動】 【掲載日】2004.12.22 【情報源】環境省/2004.12.21 発表

 環境省は平成16年12月21日付けで15年度の騒音苦情状況と騒音規制法の施行状況をとりまとめた。
 15年度の騒音苦情件数は、14年度に比べ約3.0%(467件)増加した1万5,928件となった。
 発生源別内訳では工場・事業場騒音が最も多く5,341件(全苦情件数中の約33.5%)、建設作業騒音の4,302件(同約27.0%)、営業騒音の2,163件(同約13.6%)がこれに続き、都道府県別では東京都、大阪府、愛知県、神奈川県、埼玉のワースト5都府県で全国の騒音苦情件数の約57.0%を占めた。
 一方、騒音規制法に基づく規制地域を設けている市区町村は15年度末現在で14年度より18市7町2村増え、全国の市区町村の約66.2%に当たる2,089市区町村に達した。
 法に基づき届出された規制対象の工場・事業場の総数は全国で20万7,950か所で、この特定工場に対して実施された立入検査は889件、改善勧告は6件、行政指導は924件。また法に基づき届出された建設作業の総数は6万8,333件。これらの建設作業に対して立入検査1,271件、改善勧告は1件実施されたが、改善命令が行われたケースはなかった。また行政指導は1,352件実施された。【環境省】

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