一般財団法人環境イノベーション情報機構
フィリピンの集中豪雨被害に約35万ドルの緊急無償資金協力実施を決定
【地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2004.12.10 【情報源】外務省/2004.12.09 発表
日本政府は2004年12月9日、集中豪雨で大きな被害を受けたフィリピン政府に対し、約35万ドルの緊急無償資金協力の実施を決定した。フィリピンでは04年11月20日以降、ルソン島東部ケソン州を中心に台風と熱帯低気圧による集中豪雨が発生し、死者532名、行方不明390名、避難者8万6,399名以上にのぼる被害を受けた。現在も広範囲の地域で被災者が避難生活を強いられている状況にあり、同国政府は、復旧のための自助努力を行なうとともに、国際社会に対し緊急援助を要請している。
なお今回の緊急無償資金協力は、この豪雨被害に対する日本政府の援助としては12月3日に決定した約2,800万円相当の緊急援助物資供与に続くもの。【外務省】