六ヶ所原子力安全管理事務所を開設へ

【エネルギー 原子力】 【掲載日】2004.12.08 【情報源】文部科学省／2004.12.07 発表

　青森県六ヶ所村に建設中の日本原燃（株）・六ヶ所再処理施設内に設けられる「六ヶ所保障措置分析所」の運用開始に向け、文部科学省は同分析所の近くに平成１６年１２月１４日より「六ヶ所原子力安全管理事務所」を開設することにした。
　「六ヶ所保障措置分析所」は六ヶ所再処理施設が、他の原子力施設と比べ多量のプルトニウムを２４時間体制で取り扱う予定であることに対応し、再処理施設から収去したウランやプルトニウムのサンプルを迅速に分析し、申告どおりに施設の運転が行われていることを確認するために、同施設分析建屋内に設置される施設。（財）核物質管理センターが運営し、ＩＡＥＡと共同利用を行うことになっている。
　また今回開設される「原子力安全管理事務所」は文部科学省が管轄の原子力施設の防災のために配置している事務所で、原子力安全・保安院の原子力保安検査官事務所に相当する。
　１２月１４日は１０時３０分から安全管理事務所開所式が行われる予定で開所式には小島敏男文部科学副大臣、青森県知事らが出席する。【文部科学省】