一般財団法人環境イノベーション情報機構
アセアン各国、58年協定加盟に向けた努力表明 日ASEAN合同フォーラム
【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2004.12.02 【情報源】国土交通省/2004.12.01 発表
2004年11月30日にタイのバンコクで、アセアン事務局、日本政府、日本自動車工業会(JAMA)、自動車基準認証国際化研究センター(JASIC)主催による「自動車基準調和と相互承認に関する日ASEAN合同フォーラム」が開催された。同フォーラムはタイ運輸通信省とJASICの共催により04年12月1・2日に同じタイ・バンコクで実施された「第9回自動車基準認証の国際化のためのアジア地域官民会議」にあわせて開催されたもの。日本のほか、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムのASEAN8か国が参加した。
安全基準・環境基準を含む自動車基準の国際的な整合化に関する世界の潮流、整合化の具体的な進め方、整合化に関する日本とASEAN間の協力について意見交換を行った結果、議長サマリーがまとまった。
この議長サマリーは、世界の自動車産業のグローバル化が進展する中で、アセアン自動車産業が健全に発展するために、アセアン各国が自動車基準調和世界フォーラム(WP29)の58年協定(国連の相互承認協定)加盟、国連欧州経済委員会基準採用による認証の相互承認手続き導入に向け、最大限努力することが表明している。【国土交通省】