新宿御苑で企画展「日本のサンゴ礁」開催へ

【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2004.11.25 【情報源】環境省／2004.11.25 発表

　環境省では平成１６年１１月３０日から１２月１２日まで、東京の新宿御苑で企画展「日本のサンゴ礁」を開催する。
　この展覧会は陸域からの表土の流入、オニヒトデ食害、高水温による白化現象により危機的なサンゴ礁の状況、その再生、保全のための取組みを紹介することが目的。
　展示は（１）石西礁湖の美しいサンゴ礁の写真や、環境省や関係機関のサンゴ礁保全の取組みをパネルで示すパネル展示コーナー、（２）実際のサンゴ礁の砂をそのまま展示し、実際に触れることができる砂浜展示コーナー、（３）サンゴ礁に関するクイズやゲームが体験できるコーナー、（４）サンゴ礁関連の映像を上映する映像コーナー−−から構成されている。
　また会期中の１２月５日１１時から１６時３０分にかけて、ミニシンポジウム「サンゴ礁の現状と保全の取組」を開催。茅根創・東京大学大学院助教授による講演「危機にあるサンゴ礁」、ドキュメンタリー映画「濁りゆく海：グレートバリアリーフの生と死」の上映、サンゴ礁に関する環境省の取組み紹介を行う。
　新宿御苑の入園料は大人２００円、小中学生５０円。【環境省】